春告魚の元日本代表
その昔、にしんは春を告げる魚であり、俳句で言えば季語にもなる魚、しかし100年前の漁獲量が年間100万トンに対し現在では年間4千トンにまで落ち込んでいて温暖化の影響による水温の上昇とも言われています。1世紀前は庶民の魚が現代ではちょっとした高級魚になるとは昔の人は思いもしないでしょうね。
にしんと言えば身と同じくらいカズノコも有名ですが、店頭で買って運がよければ子持ちにしんなんてことも?食べ方は脂が乗っているのでシンプルに塩焼きが抜群においしい。古くから干物(身欠きにしん)にして流通していましたが、実はこちらの干物のファンも多く、いかに生活に関わっている魚なのかが伺えますね。ちなみに栄養価は他のどの魚より圧倒的に高く、昔の人が骨太だったのはひょっとしてにしんのおかげだったのでは?とも思えてしまいますね(=ω=)ノシ |